デュラン
『紅蓮の魔導師が!やい、黒耀の騎士!
一体何があったんだ!!
黒耀の騎士
「デュランよ、我々の負けだ…
敵はすでに我らのほんきょ地、ドラゴンズホールに乗り込み
我らの主、竜帝様を暗殺した。もはや戦う理由も無くなった…
黒耀の騎士
「紅蓮の魔導師も、まるで赤子の手をひねるように
敵の前に敗れ去ったのだ。私も間もなく消滅する。
私は一度死んだ人間…竜帝様の魔力によって動いていたのだ…
デュラン
『何だって!?敵ってのは一体誰なんだ!!
誰がフェアリーをさらい、紅蓮の魔導師を倒したんだ!?
教えてくれ!
黒耀の騎士
「……さらばだ、デュラン…私は…お前…
デュラン
『待ってくれ、わかんねえよ!お前は何だって?
敵は誰なんだよ!くそーっ、消えちまったか…
デュラン
『何てこった…紅蓮の魔導師はオレが倒すと決めて
いたのに!オレは、もくひょうを失っちまった……
いや、待てよ?
デュラン
『紅蓮の魔導師を倒したヤローをオレが倒せば
紅蓮の魔導師より強い事になる!こうなりゃ相手が誰だって
かまうもんか。オレは行くぜ!フェアリーも助けなきゃな!!
黒耀の騎士
「残念ながら、我々の負けだ…
敵はすでに我らのほんきょ地、ドラゴンズホールに乗り込み
我らの主、竜帝様を暗殺した。もはや戦う理由も無くなった…
黒耀の騎士
「紅蓮の魔導師も、まるで赤子の手をひねるように
敵の前に敗れ去ったのだ。私も間もなく消滅する。
私は一度死んだ人間…竜帝様の魔力によって動いていたのだ…
ケヴィン | 『待ってくれ、敵って誰なんだ! 誰がフェアリーをさらったんだ!?教えてくれ! |
シャルロット | 『あ、まつでち!テキってだれなんでちか!? フェアリーしゃんをさらったのは、だあれっ!? |
(紅蓮の魔導師と黒耀の騎士は消滅してしまった…)
ホークアイ | 『美獣!フェアリーをさらったのはきさまか!? |
リース | 『美獣!フェアリーをさらったのはあなたね!? |
美獣
「…何もかも終わってしまった…
もはや、黒の貴公子様は二度と返らぬ…
ホークアイ | 『!? |
リース | 『!? |
美獣
「我らの主、黒の貴公子様は聖域へのトビラを開くため、
魔界にあった闇のマナストーンを古代呪法により
命とひきかえにして現世へと召喚したのだ…
美獣
「その後、お前の持っているそのマナの剣で復活され、
世界全体を魔界に変えるハズだったのだ。
美獣
「だが、我らの前に思わぬ敵が現れた。そいつは復活を
待たれていた黒の貴公子様の遺体を消去し、魂を永遠の闇へと
封じこめてしまったのだ。もはやマナの剣でもどうにもならぬ。
美獣
「…私達の完敗だ。そこの邪眼の伯爵は、自分達だけででも
マナの剣を手にいれて、世界を魔界に変えようと考えていた
ようだが、私は黒の貴公子様のいない世界など考えられない…
美獣
「負け犬がいつまでもブザマにあらがって、黒の貴公子様の
死をけがす事は私が許さない!だからこの手で邪眼の伯爵を
殺したのさ。…これから私も、黒の貴公子様の後を追う。
美獣
「復活後の黒の貴公子様の新しい体に使うために
邪眼の伯爵がさらわせたローラントの王子は、私が魔力で
ローラント城に返しておいた。
リース
『エリオットは無事なの!?
美獣
「ああ。散りぎわはわきまえているつもりだ…
美獣
「さらばだ…
黒の貴公子様は私の全てだった………
ホークアイ
『…イーグルの仇だった美獣が………
ホークアイ
『だが、これで終わったわけじゃない。
美獣が言っていた敵、そいつらを倒さないかぎり、
これからもたくさんの人がイーグルの様に殺されて行く…
ホークアイ
『たとえ相手が美獣でなくなっても、オレは
みんなといっしょに行くよ。イーグルもきっとそれを
望んでいるはずさ。イーグル…天国で見ててくれよ!
リース
『…私もお父様の仇がいなくなってしまったし、
美獣が言っていた事が本当なら、エリオットも無事に
戻ったのだろうけど、ここでやめるわけにはいきません。
リース
『本当に平和な世の中が来たと言える日まで、
みなさんといっしょに行きます!さあ急ぎましょう!
リース
『…お父様の仇だった美獣が………
リース
『でも、これで終わったわけじゃない。
美獣が言っていた敵、その人達を倒さないかぎり、
これからもたくさんの人が、お父様のように殺されて行く…
リース
『…私もお父様の仇がいなくなってしまったし、
美獣が言っていた事が本当なら、エリオットも無事に
戻ったのだろうけど、ここでやめるわけにはいきません。
リース
『本当に平和な世の中が来たと言える日まで、
みなさんといっしょに行きます!さあ急ぎましょう!
(主人公)
『……
『……!!
ケヴィン
『待てっ!フェアリー、どこに連れて行く気だ!
死を喰らう男
「ケケケ…フェアリーを返して欲しくば
ビースト城まで来なさいヨ!
獣人王ちゃんと、オマエ達が来るのを待ってるわよ〜ん!
ケヴィン
『何だって!あっ待てっ!!
ケヴィン
『何て、ひきょうなヤツ!くそーっ!
シャルロット
『あっ!ヒースっ!ヒースっ!!
死を喰らう男
「ほらな、おじょうちゃん。ワタクシの
言った通りだったでしょう?彼はもうヒースではありません!
「堕ちた聖者」と呼ばれておるのですヨ!ウヒヒヒ…
堕ちた聖者
「…シャルロット、フェアリーを助けたかったら、
マナの剣を以て、ビーストキングダムの城まで来たまえ…
死を喰らう男
「ウケケケ、上出来ですヨ、堕ちた聖者クン。
ではワタクシ達は先に行って待ってマスからネ!
さっさと来るんだヨ!
シャルロット
『ヒースっ!まって!
シャルロット
『うう…なんでヒースが…
デュラン | 『(主人公)!!あいつら、きっとマナの剣が 抜けなかったんだ。だから、(主人公)が抜くのを 待って、フェアリーをさらったんだ! |
アンジェラ | 『(主人公)!!あいつら、きっとマナの剣を 抜けなかったのよ。だから、(主人公)が抜くのを 待ってフェアリーをさらったのね!サイテー! |
ケヴィン | 『シャルロット!!あいつら、たぶんマナの剣、 抜けなかったんだ。だから、シャルロットが抜くのを 待って、フェアリーをさらったんだ。 |
シャルロット | 『ケヴィンしゃん!!あいつら、きっと まなのつるぎ、ぬけなかったんでち。ケヴィンしゃんが ぬくのをまってフェアリーをさらったんでち! |
ホークアイ | 『(主人公)!!あいつら、きっとマナの剣が 抜けなかったんだ。だから、(主人公)が抜くのを 待ってフェアリーをさらったに違いない! |
リース | 『(主人公)!!あの人達、きっとマナの剣を 抜けなかったのよ。だから、(主人公)が抜くのを 待って、フェアリーをさらったんだわ! |
デュラン ホークアイ | 『どうする!きっとワナだぜ! |
アンジェラ | 『どうするの!?きっとワナよ! |
ケヴィン | 『どうする?きっとワナだ! |
シャルロット | 『どうするんでち?きっとわなでち! |
リース | 『どうするの!?きっとワナに違いないよ! |
ケヴィン | 『…わかってる。でも行かなきゃ! たとえワナだとわかっていても、オイラ、フェアリーを 見捨てるなんてできない! |
シャルロット | 『うう、そんな…なぜ、ヒースがあんなことを… きっと、あのヘンテコオヤジにだまされてるんでち。 シャルロットが、フェアリーさんとヒースをたすけなきゃ! |
ケヴィン | 『ビースト城には獣人王もいる… でもオイラもう逃げない!死を喰らう男も獣人王も 必ず倒して、フェアリーを助けるんだ! |
シャルロット | 『たとえわなだって、いかなければ、ヒースも フェアリーしゃんもたすからないよ!めがみしゃんにも おねがいされたでち!さあ、びーすときんぐだむへいこう! |
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