「ナバール兵が去って、ようやく港が使えるようになったが、
見なれない船が入ってきたよ。
でもたぶん、いつものバイゼル行きかな？

「船が出るよ…何人でも０ルク…
乗っていけ…

「ふねが、でるぞおぉぉ！！！

　

（主人公）
『…ん…う〜ん…

デュラン	『まだ、バイゼルにつかねえのか？ …いったいどうなってやがんだ？
アンジェラ	まだ、バイゼルにつかないの？　どうなってんのかな あ？
ケヴィン	『まだ、つかないのか… オイラ船よいした…うー
シャルロット	『ふう…シャルロットたいくつでち。 それにしても、ちんたらしたふねでちねえ…
ホークアイ	『まだ、つかないのか？ それにしても時間がかかりすぎる… もうとっくにバイゼルについてても、おかしくない頃だ…
リース	『…おかしいなあ、もうとっくにバイゼルに ついててもいい頃なんだけど…何だか様子が変だわ…

（男主人公）	『うわ！な、何だ！？
（女主人公）	『！！な、なに！？

デュラン	『おっとぉ、びっくりしたぁ！ 何なんだよ、この船はよ！
アンジェラ	『キャーッ！な、何よ！もうヤダー！
ケヴィン	『うへーっ！お、おっかねえ！ 光見た…
シャルロット	『ぎゃっ！なななな、な、あわわわ…あうあう…
ホークアイ	『うわっ、何だよ？どうなってんだこりゃ？
リース	『！！　な、何でしょうか？ この船、やっぱり様子がおかしいです！もしかすると…

デュラン	『やべえな、こりゃ… コイツはひょっとして、ウワサの幽霊船？
アンジェラ	『キャーッ！キャーッ！ ねえねえ、この船、幽霊船なんじゃないの？
ケヴィン	『ううっ、おっかねえ！ オイラ、こういうのニガテだ！
シャルロット	『………（半分、気を失っている）
ホークアイ	『うーん、まずいな、こりゃ。 どうやら、この船、例の幽霊船なんじゃ…
リース	『あっ、ねえ、この船ってもしかすると、 …幽霊船！？

フェアリー
（…ちょっと待って）

フェアリー
「…うーん、かすかに精霊の気配を感じるよ。
でも、なぜかとても弱いの…

（主人公）
『じゃあ、この船に精霊がいるって事？

フェアリー
「わからない…
もうちょっと様子を見るしかないわね。

フェアリー
「！！　何かいるよ、気をつけて！

　

幽霊
「いらっしゃいませ…

目に見えない力に押し戻されて　入る事ができない！

（血の本、死の本、呪の本、そして死の本…）と書いてある…

　

（男主人公）	『何だこりゃ？航海日誌？
（女主人公）	『何これ？航海日誌？
シャルロット	『なんでちか、こりは？ こ、こーかい、にっし？

航海日死「死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

（男主人公）	『うへえ、きもちわりぃ！
（女主人公）	『キャー！何よこれ！！
シャルロット	『あわわわわわわわ！こわいよう！

「こんにちは〜…

マタロー
「ど〜も〜、私幽霊マニアのマタローともうします…
とうとう、ねんがんの幽霊になる事ができました〜…
じゅうぶんまんきつしましたので、そろそろ帰りますう〜

マタロー
「この感動をあなたにも〜
さよ〜なら〜…

（主人公）
『！？　うっ！！

デュラン	『うわっ、マジ！？オレ幽霊になっちまった！ とほほ、死んじまったのか？
アンジェラ	『キャーッ、あた、あたし、死んだの？
ケヴィン	『ぎゃっ！お、おばけ！…オ、オイラ？！
シャルロット	『きゃっきゃっ、なんか、からだがかるいでちね！
ホークアイ	『……おい、どうしたんだよ、待ってくれよ！ ……ぬぁんじゃい、こりゃあ！！ 死にたくねえ！まだ、死にたくねえよ！
リース	『…ああ…そんな…私、死んでしまったのね…

フェアリー
「これはさっきの人に呪いをうつされたのね。
この呪いをかけられたら、別の誰かに呪いをうつさないと
一生この船から出られないよ。

デュラン	『あっ！きたねえ！！ちくしょー逃げやがったな？ 何てヤツらだ！
アンジェラ	『あっ！ズルイ！！みんな逃げたわね！ もうっ、何てヒドイ人達なの！
ホークアイ	『ちっ、逃げたな？みんなヒドイよ…
ケヴィン	『あっ！みんな逃げた！うう…ヒドイ…
シャルロット	『あっ、しまったでち！みんなにげたでち！ こんなひどいひとたちとシャルロットは、いっしょにいたかと おもうとなさけないでち…
リース	『あっ、そんな！！おいていかないで！ ひどいよ…

フェアリー
「どっちもどっちだと思うけどね。あなただって今、
いっしゅん、仲間をギセイにしようとか考えたんじゃないの？

『でへへ…バレタか…

フェアリー
「とにかく、この呪いの元になるものは、
この船のどこかにあるハズよ。
それを残されたみんなで探しましょう。

デュラン ホークアイ	『たのむよ。もし探すのがいやになったら いつでも代わるから、言ってくれ！
アンジェラ	『たのんだわよ。もし探すのがいやになったら いつでも代わるから、言ってね！
ケヴィン	『たのむよ。もし探すの、いやになったら言って！ オイラ、いつでも代わるから！
シャルロット	『はやくするでちよ！何ならシャルロットが さがすの、かわってあげまちょうか？
リース	『おねがいします。もし探すのがいやになったら いつでも代わりますから、言ってくださいね！

（まどの外は、こい霧がたちこめていて何も見えなかった…）

（何かが、まどの外からのぞいていたような気がする！？）

　

影
「ようこそ、我がさまよえる魂の船に…

デュラン ホークアイ	『仲間の呪いをといて、オレ達を解放してくれ！
アンジェラ	『仲間の呪いをといて、私達を解放してよ！
ケヴィン	『トモダチの呪いといて、オイラ達解放して！
シャルロット	『シャルロット、もうかえりたいでち！おふねからおりる！ あと、シャルロットのでしが、おばけになっちゃいまちた。 なおしてあげてちょ！
リース	『仲間の呪いをといて、私達を解放してください！

影
「…方法は一つだけ、私を倒す事だ。

ゴーヴァ出現！

ＷＩＮ！

シェイド
「…よくぞ、我が迷える魂を解放してくれた。
よろこんで力をかそう…仲間の呪いも解けたであろう…

闇の精霊　シェイドの　力を　手に入れた！！

デュラン	『ひゃーっ！助かったー！！ありがとよ！
アンジェラ	『んもう！ジョウダンじゃないわよ。 幽霊なんて、もうこりごりだわ！
ケヴィン	『うう、オイラ元に戻った！ありがとう！
シャルロット	『あうーもとにもどりまちた！
ホークアイ	『おーい、待ってくれ！助かったよ！
リース	『みなさんのおかげで、元の姿に戻りました！ ありがとう！

（キャラクター）が　仲間になった！！

フェアリー
「でも、シェイドさんがここにいるという事は、
闇のマナストーンもこの船の中に？

シェイド
「いや…闇のマナストーンは、失われし石。
もはや現世には存在しないだろう…

（主人公）
『？

シェイド
「かつて、世界大戦が起こり、いにしえの神獣以来
世界が２度目の危機をむかえた時に、闇の力が増大し
闇のマナストーンだけ封印が解けてしまったのだ。

フェアリー
「！！　では闇の神獣が！

シェイド
「いかにも…大昔、人間達は古代魔法と呼ばれる呪法に
よって、マナストーンのエネルギーを平和に使っていたが、
やがて人々はエネルギーをうばいあうようになった。

シェイド
「闇の魔物達はここにつけ込み、世界を戦乱の
うずへと巻き込んでいった。

デュラン ホークアイ	『…光の司祭も同じ事をいっていたな…
アンジェラ	『…光の司祭さんも同じ事をいっていた…
ケヴィン	『…光の司祭、同じ事いっていた…
シャルロット	『…よるねるときに、べっどでおじいちゃんが、 むかしばなしとしておなじようなこと、おはなししてくれた… こむずかしいから、よくねむれるんでち、これが！
リース	『…光の司祭様も同じ事をおっしゃいましたね…

シェイド
「ついに闇のマナストーンの封印が解け、
神獣と闇の魔物達により世界は滅亡寸前にまでこうはいした。

シェイド
「それ以来マナストーンは失われ、すみかを無くした
我が魂は、こうしてさまよえる幽霊船となり、
長い『時』を航海してきたのだ…

フェアリー
「…その後、闇の神獣はどうなったの？
滅亡寸前で回避できたのはなぜ？

シェイド
「……わからない。なぜかこつぜんと
闇の神獣は魔物達と共に消えてしまったのだ。

（主人公）
『！！

シェイド
「それから長い年月が過ぎ、世界はよみがえった…
だが、闇の神獣は消えたわけではない。

シェイド
「おそらくこの世界とは別の異世界で、
再びマナストーンに姿を変え、この世界のどこかに
影を落としている事だろう…

フェアリー
「だとすると、人間達にはマナを減少させる方法が
ないのに、こんなにもマナが少なくなってしまったのには、
闇のマナストーンが関与している可能性があるわね…

（主人公）
『…でも、どうして？

『！！

シェイド
「…魂が解放されたので、この船も消えてしまうようだ…

（男主人公）	『げげ！そんなばかな！
（女主人公）	『ええっ！？そ、そんな！
（シャルロット）	『ぎょえー！シャルロット、およげまちぇん！

　

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