「オアシスの村ディーンへようこそ!
「盗賊団の連中が、火炎の谷に向かって行くのを見たよ!
ヤツラあんなところで何をしようってのかね?
「この村を出て西に進むとやがて、火炎の谷にたどり着けます。
火炎の谷は一年中炎を吹きあげていますが、最近は爆発まで
起こっちゃって、もうすごいらしいですよ。
「モンスターはいるし、命がおしかったら近づかない事です。
どうしても行くんだったら、火の属性のモンスターが強くなる
サラマンダーの日だけは、さけた方がいいですよ!
「武器屋と防具屋、いつもどっちかが寝てやがる!
「オアシスの水位が少しずつ下がっています。
このままじゃ、いずれ全ての水がなくなってしまう!
「オイラ、ばあちゃんとふたりぐらしだけど、
さびしくなんかないやい!パパとママは盗賊団に
さらわれちまったい!
「ゆっくりしていってね。
「ウワサじゃ、ナバールの砂の要塞の中に悪魔が
住み着いてるっていうぞ!
「ナバール盗賊団は、さばくの東のはずれの『砂の要塞』を
根城に、方々の村やさばくを行き交う商人や旅人を
おそっている。あんた達も気をつけなさいよ!
「チキショウ!ワシの荷物、みんな盗賊団に取られちまった!
「ワシはこの村の長老ですじゃ。古文書によれば
この灼熱のさばくは、はるか大昔には緑ゆたかな
大地じゃったと言います…
「しかし、人間達がマナの力をうばい合って争うようになると、
自然と木々は枯れ始め、さばくが広がり、このオアシスだけを
残し、二度と元のような姿には戻らなかったそうじゃ…
「このオアシスのわき水が止まったという事は、
古文書にしるされた『滅亡の時』が、再び始まろうと
しているのかも知れませぬ…
「…うう〜ん…パパ…ママ…
ニキータ
「あ、アニキ!ジェシカさんの具合、まだあんまり
よくないんだにゃ…でも安静にしていれば、
きっと良くなります!もう呪いは解けたんですから…
ニキータ
「ジェシカさんはオイラにおまかせください。
アニキ、おいらくやしいんだにゃ!どうかイーグルさんの仇
ジェシカさんをこんな目にあわせた美獣を倒してくにゃさい!
ホークアイ
「ジェシカの具合があまりよくないんだ…
美獣のヤツ、ジェシカの兄のイーグルを殺し、
今度はジェシカまでこんな目にあわせるなんて…
ホークアイ
「オレは美獣が生きているかぎり、いつかヤツを倒し
イーグルや盗賊団のみんなの仇をうってやる。だが、今は
ジェシカのそばをはなれるわけにいかない…
ジェシカ
「…うーん、うーん…ホークアイ…
ニキータ
「そうですか…美獣が…
ジェシカの具合もずいぶん良くなってきました。
じきに回復するでしょう。
ホークアイ
「そうか…美獣が…
ジェシカの具合もずいぶん良くなってきたよ。
じきに回復するだろう。
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