シャルロット
『おじいちゃん!!
光の司祭
「シャルロット!無事だったか!良かった…
お前にもしもの事があったらワシは
お前の両親、リロイとシェーラにもうしわけがたたん。
シャルロット
『…それより、おじいちゃん、びょーきは?
光の司祭
「ヒースがワシの呪いによる病を治してくれたのじゃ。
ある夜、突然ヒースの幻影が現れ、禁じられた闇の呪法を使い
自らの命をギセイにしてワシを救い、消えてしまったのじゃ…
「こんな老いぼれのために、命を捨てるなと止めたのじゃが
ヒースは、闇に堕ちた自分自身が悪にそまってしまう前に、
自ら命を断つため、あえて闇の禁呪を使いおったのじゃ。
シャルロット
『うう…ヒース…
ヒースーっ!!
シャルロット
『ヒース、なんで、しんでしまったでち…なんで…
ヒース
「シャルロット!!
シャルロット
『ヒ、ヒース!ど、どうちて!?
ヒース
「マナの女神様に助けられたんだ!
闇に堕ち、自ら命を断って暗い空間をただよっていたら
やわらかな光が私をつつみ、女神様の声が聞こえたんだ…
ヒース
「そして、女神様がフェアリーだった時の命を
この私にさずけてくださったのだよ。
私は女神様によって身も心も救われたんだ…
ヒース
「…?シャルロット?
シャルロット
『うえぇぇん、ヒース!ヒース!ヒース!!
ヒース
「だいじょうぶだよ。もう、どこにも行かないから…
さあ、涙をふいて。女神様にわらわれちゃうぞ。
シャルロット
『う…うわ〜〜ん!!びぇえぇぇ!!