ボン・ボヤジ
「ん?きみたちゃ誰だ?
アンジェラ | 『!! ひっどーい!こっちは死ぬ思いで、 ニトロの火薬取ってきたのに、ずいぶんじゃない!? |
ケヴィン | 『う!…か、火薬!! |
シャルロット | 『がるるる、なんてオヤジでちか!こんな びしょうじょに、かやく、とってこさせてわすれるなんて! |
ホークアイ | 『!! ニトロの火薬をとって来させておいて、 忘れるなんて、どうかしてるぜ! |
リース | 『えっ、忘れちゃったんですか? しっかりしてくださいよー。ほら、ニトロの火薬です。 |
ボン・ボヤジ
「おおっ!そうじゃった!!
いや、忘れた事など、なかったぞ!
…で、えー、その火薬が、何でしたっけ?
ボン・ボヤジ
「ま、待ちたまえ!おおっ、そ、そうじゃった!
あれじゃな?ワシの「大砲2ごう君」の!
ふいー、先に、うら庭に行っててくれ。ワシもすぐに行く。
ボン・ボヤジ
「え〜い、あわてるでない!こっちじゃ!
ボン・ボヤジ
「さあ、ついに完成した、ワシの
『ウルトラゴージャスターボキャノン2ごう』の
うちぞめじゃ!
ボン・ボヤジ
「風よ〜し、方向よ〜し!
フォルセナに、飛ばしてやるぞ!じゅんびはいいかね?
アンジェラ | 『んもう!! 玉のおハダが、キズついたらどうすんのよ! |
ケヴィン | 『い、いたい… |
シャルロット | 『いたいでち!びえ… う、でもなかないでち。 |
ホークアイ | 『っつー!何だこりゃ!? どこがフォルセナだよ! |
リース | 『ふう、とんだめにあいましたね。 …ここはどこでしょう? |
『よう!お前達、草原の国フォルセナに向かってるのか?
…そうか、英雄王様に会いに行くのか。
オレはフォルセナの剣士デュランだ。
デュラン
『ワケあって旅を続けていたが、北の魔法王国
アルテナが、フォルセナに攻め込むってウワサを耳に
したので、国王陛下をお守りするために一度国に戻る途中だ。
デュラン
『よう、また会ったな!ジャドでおいてきぼりに
なってとんだ目に会ったよ。あの後オレと同じ様に、船に
乗りそこねたヤツがいたんで、そいつとひとあばれしてきたぜ!
デュラン
『獣人達はけっきょく、ウェンデルの司祭が命がけで
はった結界と、オレ達があばれたんで、ウェンデル侵攻を
あきらめちまったようだ。ヘヘンざまあみろってんだ!
デュラン
『まだ何人か獣人は残ってるみたいだが
いずれ、ビーストキングダムに戻って行くだろう。
デュラン
『その後オレは、獣人達が移動に使うという
でっけえ鳥を獣人からうばい、そいつにつかまって
空を飛んで来たんだ。
デュラン
『オレはワケあって旅を続けていたが、北の
魔法王国アルテナが、フォルセナに攻め込むってウワサを
聞いたたので、国王陛下をお守りするために一度国に戻る途中だ。
デュラン
『オレは急ぐので先に行くが、もしもの時は、
お前達も手伝ってくれ。フォルセナにはせいえいの兵士達が
いるが、敵は魔法を使うから、あなどれない。
デュラン
『じゃあな!たのんだぜ!!
アンジェラ
『アルテナがフォルセナに攻め込む…
私、どうしたらいいんだろう…
(主人公)
『!!これは!?
(主人公)
『しっかり!
フォルセナ兵
「う…、魔法…王国…アルテナの…兵士達が…
攻めて来た……英雄王様が…危ない…
(主人公)
『!!
(主人公)達が、ようやくたどりついた、
草原の国フォルセナは、魔法王国アルテナからの、
突然の攻撃をうけていた…
紅蓮の魔導師
「よし、おまえ達は、もういいぞ!
これから城内に、魔法生物を召喚する。たいひしていろ…
アルテナ兵
「はっ!!
アンジェラ | 『!!何て事を… アルテナが、草原の国フォルセナに、攻め込むなんて… いけない!紅蓮の魔導師を止めないと、英雄王さんが! |
ケヴィン | 『!?つり橋にいた、れんちゅう… はっ!英雄王、あぶない!! |
シャルロット | 『あわわ、こわいよう!せんそうだよう! うー、でも、でも、いかなくちゃ、えーゆーおーの おじさんが、あぶないでち! |
ホークアイ | 『おーおー、ずいぶんハデにやってるじゃない? こりゃあ、英雄王さんとやらも、アブナイかもよ? いそごうぜ! |
リース | 『…ここでも、ローラントと同じ悲げきが… くりかえさせはしない!さあ、行きましょう! |
アルテナ兵
「……う〜ん…
(男主人公) | 『…だいじょうぶ、気を失ってる… |
アンジェラ | 『…よかった、この子も気を失ってるだけよ… どちらにも、これ以上ぎせいがでないよう、早く止めなくちゃ! |
シャルロット | 『だいじょうぶ、このひとも、 おねんねしてるだけでち。 |
リース | 『…だいじょうぶ、気を失ってる… |
(主人公)
『しっかり!
フォルセナ兵
「…う…オレはそこの、マナの女神像で
回復するから、だいじょうぶだ。オレにかまわず行け!
陛下をたのむ!
デュラン
『くそー、きりがねえぜ!
オレはここで、こうぞくの敵をたつ!おまえ達、悪いが、
先に、英雄王様のようすを見に行ってくれ!
紅蓮の魔導師
「クックック、動けまい。
いかに英雄王といえど、魔法で動きを封じられてしまっては
どうする事もできまい。
英雄王
「やはり、アルテナの紅蓮の魔導師か。
なぜ、ヴァルダは、いや、理の女王はフォルセナを
攻める?
紅蓮の魔導師
「世界中のマナストーン占領のため、
フォルセナが、邪魔になる前につぶせとのご命令だ。
いつまでも、過去には、こだわらないともうされていた…
英雄王
「…そうか…、残念だ…
紅蓮の魔導師
「聞きたい事はそれだけか?
英雄王
「……
紅蓮の魔導師
「よかろう、では死ね!
(主人公)
『まてっ!
紅蓮の魔導師
「おや、これはこれはアンジェラ王女様、
こんな所で、お目にかかれるとは思ってもみませんでした。
近い内にまたお会いしましょう!
紅蓮の魔導師
「邪魔が入ったようだな…
英雄王よ、また会おう!
デュラン
『だいじょうぶですか?英雄王!
英雄王
「デュラン、戻っていたのか!
アンジェラ
『英雄王さん、母をごぞんじなの?
英雄王
「!? では、そちは、理の女王、
ヴァルダの娘だというのか!
アンジェラ
『…でも、お母様は、私をまっ殺しようと…
英雄王
「何という事だ……ヴァルダに娘がいたとは…
アンジェラ
『何なの!?
英雄王
「いや…すまん。何でもない…
アンジェラ
『何よ、もったいぶって、きになるじゃない!
ケチケチしないで教えなさいよ!
デュラン
『こら、無礼者!
国王陛下にむかって、何という事を!
英雄王
「いや、かまわん。すまんな、王女。
いずれわかる事かもしれんが、今は知らない方がいい…
「それにヴァルダのようすも気になる。あの心やさしかった
ヴァルダが、娘を殺そうとするとは…
アンジェラ
『……
英雄王
「!!
フェアリー
「…英雄王様、私達は、マナストーンの
そばにいるという、精霊達を探しています。
マナストーンの場所を教えてください…
英雄王
「…フェアリー…そうか…おまえ達が…
かつて竜帝との大戦の時にも、フェアリーを見た事がある…
実はワシも、フェアリーに選ばれし者だったのだよ。
(主人公)
『ええっ!?
英雄王
「残念ながら、そのフェアリーは、
ワシをのこして、竜帝にやられてしまったが…
英雄王
「こうして、再び、フェアリーが現れたという事は
世界に危機が、せまっているようだな…
マナストーンは世界に8つ存在する…
それぞれ土、水、火、風、光、闇、月、木の8元素を
生み出していると言われている。 マナストーンの近くで、
それら8元素に属した精霊達を見つけられるだろう…
フェアリー
「光の精霊、ウィル・オ・ウィスプは見つけました。
ウィスプ「ちぃっす!
英雄王
「残りは7つか…
このフォルセナから、いちばん近いのは、大地の裂け目の底、
宝石の谷ドリアンの、土のマナストーンだろう…
英雄王
「土の精霊ノームは、ドワーフ達の守り神だと
聞いた事がある。宝石の谷に近いドワーフのトンネルに
おそらくいるはずだ。
『…それが…ドワーフに聞いたら、行方不明らしいんです…
英雄王
「…もう一度、ドワーフのトンネルに行ってみた方が
よさそうだな…
英雄王
「おまえ達が通ってきたモールベアの高原に
邪神像があったはず…あのあたりに、ドワーフのトンネルへの
入り口があったと思う。調べてみたまえ…
フェアリー
「光の精霊、ウィル・オ・ウィスプと
土の精霊、ノームは見つけました
ウィスプ
「ちぃっす!
ノーム
「わひゃひゃひゃ!
英雄王
「残りは6つか…
商業都市バイゼルから、船でパロにわたれ。
山岳地帯ローラントには、風のマナストーンがあるはずだ。
リース
『!
フェアリー
「わかりました。必ず見つけてきます。
英雄王
「残りのマナストーンを探すためには、
風の精霊ジンの助けが必要になるはずだ。
ジンを見つけたら、また戻ってきたまえ…がんばれよ!
デュラン
『オレは、フォルセナの傭兵だったのだが、
紅蓮の魔導師をおって、旅に出ていたのさ…
「ボン・ボヤジ?うんにゃ、ワイは弟のボン・ジュール。
マイアに戻りたいんでっしゃろ?もうちょっと待ってんか。
アニキにもろうた大砲、これからここに、こしらえるさかい…
「お城の中庭に、でっかい大砲があったよ!
何だろ、アレ?
「ワイは、ボン・ボヤジの弟、ボン・ジュール。
あんさん達の事は、アニキから聞いてまっせ!
ワイもアニキに、この大砲をおしつけられたんや。
「マイアのアニキんところへ、送り戻したるさかい、
のっておくんなはれ。ワイはアニキみたいなヘマはせんよって!
ほな、いきまひょか?
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(パーティにデュランがいない場合)