ホークアイ
『…あまり、大きな声では、言えないが、
オレ、じつはナバール盗賊団のシーフだったんだ…
おっと、とりあえず最後まで話を聞いてくれ…
『オレ達ナバール盗賊団は、決して貧しい者達からは
盗みはしない…。悪どく金もうけしてるヤツだけ、ねらう!
それが、オレ達の「ほこり」でもあったんだが…
『ところが、あの女…イザベラが、オレ達の首領
フレイムカーンさまをあやつり、盗賊団を乗っ取ったんだ。
しかも、親友のイーグルまで……
『それだけじゃない…イザベラは、イーグルの妹のジェシカに
目に見えない「死の首輪」をつけ、オレがイザベラに
手出しも、秘密をバラす事も、できないようにした…
『ナバールを脱走したオレは、ジェシカの呪いを解く方法を聞きに
ウェンデルの光の司祭に、会いに行ったってわけサ…。
ホークアイ
『ウワサでは、ナバールはその後、
ローラント王国に攻め入ったらしい…。いっこくも早く、
イザベラを止め、ジェシカや、他のみんなを助けないと…
リース
『…その話は、本当なの?
ホークアイ
『もちろん!うそつきはドロボーの始まりって
いうが、すでにドロボーのばあいは、うそつかないんだな!
リース
『……わかりました。あなたを信用しましょう…
私は…そのナバールに滅ぼされた、ローラント王国の王女…
…さらわれた弟のエリオットを探して、旅をしています…
ホークアイ
『!!……そうだったのか…すまん…
リース
『…ううん、あなたの話で、悪いのは
そのイザベラって人だという事が、よくわかったわ…
ホークアイ
『おい、フェアリーさんよ、もしかして
おまえらといっしょに行けば、オレも
ジェシカを助けられるか?
フェアリー
「もちろん!古代呪法といえども、魔法…
マナの女神様がお目覚めになれば、そんな首輪なんて
ワケないよ!
ホークアイ
『そうか!わかった、オレもついて行くぜ!
あらためてよろしくな、(主人公)!
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