「誰も信じてくれないけど、オレは見たんだ！
変な光が湖の上空を飛んでいるのを！！
きっと、今夜も現れるかも！？

目に見えない力に押し戻されて、入る事ができない！

　

「誰も信じてくれないけど、オレは見たんだ！
変な光が湖の上空を飛んでいるのを！！
きっと、今夜も現れるかも！？

　

「１泊１０ルクだが、やすんでいくかね？

「たしかに、お代はいただいたよ。
いつでも好きな時に、奥の部屋で休んで行くといい。

「お代は、さっきもらったよ。
いつでも好きな時に、奥の部屋で休んで行くといい。

（今すぐ、休みますか？）

『……！！

　

……むにゃむにゃ……ぐー、ぐー……

「恐ろしい！『幻の光、現れる時、獣によりて村はほろぶ…』
このアストリアの村に古くから伝わる、伝説が、現実に
起こってしもうた。もう、この村はおしまいじゃあ！！

「あのねえ、光のたまの中にねえ、
妖精さんが、見えたよ…

「おお、旅の方、あなたもあの光を見ましたか！
あのようなもの、初めて見ましたぞ！

「あの変な光は、ラビの森の方に飛んでいきましたよ。

「な！オレの言ったとおり、あの変な光は実在したんだ！

　

「……

（男主人公）	『おい、しっかりしろ！
アンジェラ リース	『しっかりして！
シャルロット	『しっかりするでち！

フェアリー
「うう…はぁはぁ…もうだいじょうぶ。あなたは？

デュラン	『オレは、フォルセナの戦士デュランだ。 アストリアの宿で光が見えたから…
アンジェラ	『私は、アルテナのアンジェラよ。 アストリアの宿で光が見えたから…
ケヴィン	『オ、オイラ、じゅ、獣人ケヴィン… 光見た…
シャルロット	『シャルロットのおなまえは、シャルロットちゃんでち。 おねんねちてたら、ぴかぴか、みえたでち。
ホークアイ	『オレはナバールのシーフ、ホークアイだよ。 アストリアの宿で光が見えたから…
リース	『私は、ローラントのアマゾネス、リース。 アストリアの宿で光が見えたから…

フェアリー
「…（主人公）…このさい、しょうがないわね…
…よし、あなたにきめた！

『なに？

フェアリー
「ううん、こっちの話…ねえ、おねがい！
私をウェンデルの光の司祭様の所に連れて行って…
私には、もうこれ以上、飛ぶ力が残っていないの…

デュラン ホークアイ	『ああ、オレもちょうど行くところだからかまわんが、 滝の洞窟には結界がはられていて、通れないんだ…
アンジェラ	『私も行くところだから、そりゃかまわないけどさあ、 滝の洞窟に結界があって通れないのよ。
ケヴィン	『い、いいよ…オイラ、ウェンデル、行くところ… で、でも、滝の洞窟、通れない…
シャルロット	『あれま、おじいちゃんにようでちか！？ わかりまちた、シャルロットに、どーんとまかせるでち。
リース	『私も行くところだから、かまわないけど、 途中の滝の洞窟に結界があって通れないんです…

（男主人公）	『！？アストリアの村の方だ……何があったんだ？ 急いで戻ってみよう。
アンジェラ	『！？アストリアの村の方……何が起こったの？ 急いで戻ってみようよ！
シャルロット	『！？あすとりあのほうでち。なにごと？…
リース	『！？アストリアの村の方……何が起こったの？ 急いで戻ってみましょう！

フェアリー
「私はあなたの中に入りこんで休ませてもらうね。
しばらく姿が見えなくなるけど、心配しないで……

（主人公）	『ええっ！？ちょ、ちょっと待って！
シャルロット	『ほえ？

フェアリー
（ほら、はやくアストリアに行ってみましょ！）

デュラン ホークアイ	『うわー頭の中から声がする！うへ〜。何か変な感じ…
アンジェラ リース	『きゃーっ！頭の中から声がするっ！
ケヴィン	『うわっ！声、頭の中！うううう…
シャルロット	『ぎょえ！あたまのなかでこえがするでち！

フェアリー
（早く！）

（男主人公）	『わかったよう！
アンジェラ リース	『わかったわよ！
シャルロット	『わかったでち！

フェアリー　と　いっしょに行く事になった！

　

フェアリー
（ねえ、アストリアの村で何が起こったのか、
見に行くんじゃなかったの？）

（主人公）
『あ、そうか…

　

『……！！

『いったいなにが…！？　みんなは？

フェアリー
（ビースト兵におそわれたようね…）

『…ひどいことを…

フェアリー
（…いっこくもはやくウェンデルの光の司祭様に
この事をお知らせしなければ…ウェンデルがあぶない…）

　

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