アンジェラ
『!!お母様!
理の女王
「アンジェラ!どこへ行っていたの!?
理の女王
「…ダメですよ、またホセのじゅぎょうを抜け出して
ふらふらしていては。あなたは私の後をついで
アルテナ国の女王にならなければいけないんですから…
理の女王
「あなたは、なかなか魔法が覚えられなくて
つらいから、こういう事するのでしょうけど、
あせっちゃだめよ。
理の女王
「私、いつもマナの女神様においのりをしてるのよ。
あなたが早く魔法を覚えられますようにって。
アンジェラ
『………お母様、お母様!
理の女王
「あらあら、どうしたの、アンジェラ?
おかしな子ねえ。となりの方々はお友達?
理の女王
「そんな恐ろしい事があったのですか…
私ともあろう者が、何も覚えていないなんて、
これでは女王失格ね…
理の女王
「たとえあやつられていたとはいえ、実の娘を
殺そうとするなんて…何て恐ろしい事なのでしょう…
アンジェラ、私を許しておくれ…
アンジェラ
『ううん、お母様、もういいの!
お母様は理の女王、みんなお母様をしたっています。
もちろん私も…。これからもアルテナの女王でいてください。
理の女王
「…ありがとう、アンジェラ…
理の女王
「…そうですか。
とうとうマナは失われてしまったのですね…
魔法はマナの力、ですから魔法も失われてしまいました。
理の女王
「私の魔力も消えてしまったので、このアルテナも
これから、つらい寒さとの戦いになるでしょう…
アンジェラ
『だいじょうぶよ、お母様!
みんな寒さなんて、へっちゃらよ。
だって私達には、この熱い心があるんですもの!
理の女王
「アンジェラ…そうね、
アンジェラの言うとおりですね。
魔法が無くても、がんばって寒さと戦っていきましょう!
アンジェラ
『あ〜あ、せっかく魔法が使えるようになったのに
ちょっと残念だったな。
アンジェラ
『でも、いいの。魔法よりもっとステキなもの
見つけちゃったもんネ!
デュラン
『ん、何だそれ?
…何じろじろ見てんだよ。オレの顔に何かついてんのか?
アンジェラ
『へへ〜、ヒ・ミ・ツ
ケヴィン
『ええっ!?な、何?
何でオイラの方、見るんだ?
アンジェラ
『へへ〜、ヒ・ミ・ツ
ホークアイ
『へえ、何だい、それ!?
アンジェラ
『へへ〜、ヒ・ミ・ツ
アンジェラ
『フフ、アンジェラみたいなガキんちょには
わからないかも知れないけどね!
シャルロット
『ほえ?それはなんでちか?うまいもの?
アンジェラ
『へへ〜、ヒ・ミ・ツ